CHAPTER 01
作業開始・中断・終了報告
稼働の開始・中断・終了を Slack で正しく報告し、PMと認識を揃えるための必須業務です。
作業報告について
作業を始める際は、必ず該当案件の「作業報告」チャンネルに報告をしてください。報告なしで作業を開始することは原則NGです。
報告時は必ず大串にメンションを付けてください。メンションがない場合、報告が埋もれて確認漏れにつながります。
作業報告で記載する稼働時間は、実際にLinkedIn業務(申請・メッセージ送信・返信対応・分析)を行っている時間を指します。SNSのチェックや関係ない作業の時間は含めないでください。
稼働時間の定義にばらつきが出ると、案件ごとの生産性分析が難しくなるため、「作業報告の時間 = LinkedIn業務時間」で統一してください。
注意点
- 作業報告チャンネルでスレを立て、その中に「作業開始・中断・終了」の報告をすること
- 各担当の状況を後から追えるように、必ずスレッドにまとめる
作業開始時のスレッド名
○/○ 日次報告(名前)
作業開始報告テンプレ
<作業開始報告>
只今より、LinkedIn業務を開始いたします!
稼働時間 :
作業時間帯:
目標申請数:
目標承認数:
目標MSG送信数:
目標アポ数:
作業開始報告(例)
5分前には開始報告をあげて、開始までは前日の返信確認やリスト読み込みを済ませ、稼働時間を有効に使うこと
<作業開始報告>
只今より、LinkedIn業務を開始いたします!
稼働時間 :4時間
作業時間帯:9:00-11:00、14:00-16:00
目標申請数:120件
目標承認数:30件
目標MSG送信数:30件
目標アポ数:2件
作業中断報告テンプレ
<作業中断報告>
只今より、作業中断いたします!
○時に稼働再開します!
作業中断報告(例)
休憩や別業務に入るときは必ず報告をあげること
<作業中断報告>
只今より、作業中断いたします!
14時に稼働再開します!
作業終了報告テンプレ
<作業終了報告>
本日のLinkedIn業務を終了いたします!
▼結果
稼働時間:
申請数 :
承認数 :
承認率 :
MSG送信数:
返信数 :
返信率 :
アポ数 :
▼本日の良かった点
・
・
▼課題/解決策
課題①
→
解決策①
→
課題②
→
解決策②
→
▼報告/相談/質問
・
・
作業終了報告(例)
数字だけでなく、課題と解決策をセットで記載すること。
承認率=承認数÷申請数、返信率=返信数÷MSG送信数
承認率=承認数÷申請数、返信率=返信数÷MSG送信数
<作業終了報告>
本日のLinkedIn業務を終了いたします!
▼結果
稼働時間:4時間
申請数 :120件
承認数 :32件(承認率 26.7%)
MSG送信数:32件
返信数 :5件(返信率 15.6%)
アポ数 :1件
▼本日の良かった点
・採用責任者ターゲットで「採用支援の事例共有」を切り口にしたところ、承認率が上がった
・返信が来た相手に対して、24時間以内に対応できた
▼課題/解決策
課題①
→申請文の冒頭が一般的すぎて、承認率が業種によって大きくばらついた
解決策①
→業種ごとに冒頭2文をテンプレ化し、申請前に貼り替える運用に変える
課題②
→返信が来てからアポ打診までのテンポが遅く、温度感が下がった案件があった
解決策②
→返信が来た時点で、即日アポ打診メッセージを投げる運用に変更する
▼報告/相談/質問
・現行の申請文Aパターンと、本日試したBパターンの数値比較をMTGで共有したいです
・1日の上限申請数を120 → 150に上げて検証したいですが問題ないでしょうか
CHAPTER 02
申請リスト/ターゲット選定
ターゲット企業の選定とリスト作成のフロー。狙うべき相手を明確にしましょう。
ターゲット選定について
LinkedInでアポを獲得するためには、誰に申請を送るか(ターゲット選定)が最大の変数です。テレアポと同じく、「渡されたリストをそのまま消化する」のではなく、現場の反応をもとに自らターゲットを改善する意識を持ってください。
承認率・返信率・アポ率のいずれかが想定より低い場合、まず疑うべきはターゲット条件です。スクリプトや文面を変える前に、相手の業種・役職・規模が商材とフィットしているかを確認してください。
ターゲット選定の基本軸
- 業種 — 商材と相性の良い業種を優先(過去実績ベース)
- 役職 — 決裁者 / 部門責任者 / 担当者のいずれか。商材によって最適な役職が異なる
- 企業規模 — 従業員数。商材の単価とフィットしない規模は除外
- 地域 — 商談形式(オンライン/オフライン)に応じて
- 投稿頻度・直近活動 — アクティブなアカウントの方が承認率・返信率ともに高い
ターゲットの見直しタイミング
以下に当てはまる場合は、ターゲット条件の見直しを行ってください。
- 承認率が想定より明らかに低い(業界水準の半分以下など)
- 承認はされるが返信が来ない
- 返信は来るがアポにつながらない
- 商材と明らかにミスマッチな相手から返信が多い
- 反応の良かった業種・役職が新たに見えてきた
- 新しい訴求軸で検証したい
リスト変更依頼のFMT
お世話になっております!
〜〜(変更理由)のため、ターゲット条件の変更をお願いいたします!
【現在の条件】
・業種 :
・役職 :
・規模 :
・その他:
【変更後の条件】
・業種 :
・役職 :
・規模 :
・その他:
【変更理由】
・
注意点
- 「反応が悪い」だけで変更しない。何件中何件で判断したかを必ず数値ベースで示すこと
- ターゲットを広げすぎると検証にならない。1回の変更で動かすのは1〜2項目まで
- 申請数を稼ぐためにターゲットをぼかすのはNG。質を優先する
LinkedInは1日の申請上限があるため、「数を消化すること」より「精度の高いターゲットに送ること」が圧倒的に重要です。
CHAPTER 03
申請文・メッセージ送信
申請文・1stメッセージの書き方と送信ルールを解説します。
申請文について
申請文は、承認率を決める最大の要素です。テンプレをそのまま使うのではなく、相手のプロフィール(役職・業種・直近の発信内容)に合わせて最低でも冒頭1〜2文は個別化してください。
「営業っぽさ」が出すぎると承認率が一気に下がります。申請段階では商材の売り込みではなく、「なぜあなたに繋がりたいか」を自然に伝えることを意識してください。
申請文の基本構成
- ① 自己紹介(会社名・自分の役割を一行で)
- ② なぜ繋がりたいか(相手の業種・役職・発信内容に触れる)
- ③ 何を共有 or 提供できるか(強い売り込みはNG)
- ④ 締めの一文(圧をかけない)
申請文FMT(例)
○○様
突然のご連絡失礼いたします。
株式会社〜〜の〜〜と申します。
〜〜業界の〜〜責任者の方々と情報交換させていただいており、
○○様の発信内容を拝見し、ぜひお話しさせていただきたくご連絡しました。
弊社では〜〜のご支援をしており、
類似企業様での実績や事例をご共有できればと思っています。
ご縁いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
承認後のメッセージについて
承認されたら、できるだけ早く(理想は24時間以内に)最初のメッセージを送ってください。間が空くほど温度感が下がります。
最初のメッセージで重要なのは、いきなりアポ打診をしないことです。まずはお礼と関心提示、次に具体的な情報提供 or 質問、最後に自然な流れで打診へつなげます。
承認後メッセージFMT(例)
○○様
ご承認いただきありがとうございます!
株式会社〜〜の〜〜です。
〜〜業界では〜〜のような課題をお持ちの企業様が多く、
弊社で〜〜の事例を蓄積しております。
もしご興味がおありでしたら、
30分ほどお時間をいただき、事例共有も兼ねてお話しさせていただけますでしょうか?
ご都合良ければ、こちらから候補日をお送りいたします。
よろしくお願いいたします!
注意点
- 申請文・メッセージともに長文は避ける(150〜200文字目安)
- 絵文字や記号を多用しない(営業色が強く出る)
- 相手の名前・会社名・役職を間違えない(信頼が一瞬で崩れる)
- 同じ文面を延々と使わない。反応を見て週単位でブラッシュアップ
LinkedInは「人と人」のプラットフォームです。テレアポと違い、文面が永久に残るため、雑な文面は信頼を大きく毀損します。
CHAPTER 04
返信対応・アポ獲得
返信が来た時の対応からアポ獲得までの一連の流れです。
返信対応の基本
返信対応で最も重要なのはスピードです。返信が来てから24時間以内、理想は数時間以内に返答してください。間が空くほど温度感は下がり、アポ獲得率は下がります。
返信内容に応じて、以下の3つのパターンに分類し、それぞれに合わせた対応を行います。
返信パターン別の対応
- ① 興味あり / 詳細を聞きたい — 即アポ打診へ。日程候補を3つ提示
- ② 様子見 / 情報だけ欲しい — まず資料を送付し、後日改めて打診(リマインド設定)
- ③ 興味なし / お断り — 丁寧にお礼を伝え、無理に追わない。後日再アプローチ可能性は残す
アポ打診メッセージFMT
○○様
ご返信ありがとうございます!
ぜひ一度お話しさせていただければと思います。
30分ほどお時間をいただけますと幸いです。
下記日程いかがでしょうか?
・○月○日(○)○○:○○〜
・○月○日(○)○○:○○〜
・○月○日(○)○○:○○〜
もしご都合合わなければ、
ご都合の良い日時を2〜3ご共有いただけますと幸いです。
下記URLからご都合の良い日時をご選択いただくことも可能です。
〜〜(日程調整リンク)
よろしくお願いいたします!
アポ獲得後の対応
アポが確定したら、すぐに以下を実施してください。
- SCALE Lead の承認リスト / アポ獲得リストにステータス更新(自動でSlack通知)
- クライアントの日程調整リンクが必要な場合は共有
- 商談前日にリマインドメッセージを送信(ドタキャン防止)
- 商談実施後、結果をPMに報告
商談前日リマインドFMT
○○様
明日の○○:○○からの打ち合わせ、よろしくお願いいたします!
何かご不明点等ございましたら、
お気軽にご連絡ください。
明日お話しできることを楽しみにしております。
注意点
- 返信が遅れるとアポ率は確実に下がる。営業時間外に来た返信も翌朝一番で返す
- 断られた相手に粘りすぎない。ブロックされると以降アプローチ不可になる
- 商談前日リマインドは必ず送る。送らないとドタキャン率が上がる
CHAPTER 05
分析
KPI分析と改善ポイントの見つけ方。数字を使って次の打ち手を決めます。
分析について
LinkedInも、申請数を稼ぐだけで終わらせず、なぜその数字になったのかを分解して改善することが重要です。分析は任意ではなく必須業務として捉えてください。
確認すべきKPI
- 承認率 = 承認数 ÷ 申請数 — 申請文 / ターゲット選定の質を測る
- 返信率 = 返信数 ÷ メッセージ送信数 — 文面 / タイミングの質を測る
- アポ率 = アポ数 ÷ 返信数 — 返信からアポ化までのクロージング力を測る
- アポ獲得率(全体) = アポ数 ÷ 申請数 — 全体効率
分析の出し方
分析は「結果 → 課題 → 改善案」の順で整理し、次の稼働に反映できる状態まで落とし込んでください。
特に分解すべき切り口:
- 業種別の承認率・返信率・アポ率
- 役職別(決裁者 / 部門責任者 / 担当者)の差
- 申請文パターン別の承認率
- 送信時間帯別の返信率
- 返信内容の傾向(興味あり / 様子見 / お断り)
悪い例
・反応が悪かったです
・承認率が下がりました
・もっと頑張ります
良い例
・IT業界の人事責任者ターゲットでは承認率35%だったが、製造業では18%に留まった。製造業は申請文を業種特化型に変える必要あり
・申請文Aパターンと比較して、Bパターン(事例提示型)は承認率が+8%だった
・返信率は午前送信の方が午後より明確に高い(28% vs 14%)
注意点
- 数字だけ並べて終わらない
- 感覚ではなく、できるだけ事実ベースで整理する
- 課題は1つずつ、優先順位をつける
- 改善策は「誰が・何を・いつから」まで落とす
分析の共有方法
① 毎日の作業終了報告で共有する — その日に気づいた改善点は、必ずその日のうちに作業終了報告で共有してください。溜め込むと改善のスピードが落ちます。
② MTG前に分析し、MTGで報告する — 週単位・一定期間単位で整理した内容は、MTG前に分析をまとめ、MTGの場で報告してください。感想共有ではなく、「数値結果 / 良かった点 / 課題 / 要因仮説 / 改善案」を整理した状態で持ち込んでください。
CHAPTER 06
週次MTG
週次MTGに向けた準備と振り返りで成果を最大化するための観点。
週次MTGについて
週次MTGは、単なる進捗共有の場ではありません。1週間のLinkedIn活動を振り返り、課題を整理し、次週の改善アクションを明確にするための場です。
「頑張った」「反応が悪かった」といった感想ベースの共有はNGです。結果・要因・改善策まで整理したうえで参加してください。
報告FMT
【〜〜案件 ○/○〜○/○ 週次MTG】
#数値
・申請数 :
・承認数 :
・承認率 :
・MSG送信数:
・返信数 :
・返信率 :
・アポ数 :
・アポ率 :
#業種別/役職別の傾向
・反応が良かった業種:
・反応が悪かった業種:
・反応が良かった役職:
・反応が悪かった役職:
#アジェンダ(擦り合わせたいこと/相談事項/共有/アイデア)
1.
2.
3.
#課題と解決策
課題①
└
解決策①
└
課題②
└
解決策②
└
各項目の記載ルール
数値 — 感覚ではなく、必ず事実ベース。承認率・返信率・アポ率は計算式まで合っているか確認
業種別/役職別 — どこに反応の偏りがあるかを言語化。次週のターゲット選定の根拠になる
アジェンダ — 「特にありません」で終わらせない。改善や意思決定が必要なものを必ず1つ以上持ち込む
課題と解決策 — 課題を出すだけでは不十分。必ず解決策までセットで記載。「誰が見ても次の動きが分かる状態」で書く
CHAPTER 07
文面更新
文面テンプレートの継続改善フロー。返信率を上げるための継続改善です。
文面更新について
申請文・メッセージは一度作って終わりではありません。実際の反応をもとに継続的に改善し続ける前提のものです。
承認率や返信率が下がっていたり、反応が良かった言い回しが見つかった場合は、都度見直しを行い、文面の更新につなげてください。
「今あるものをそのまま使い続ける」のではなく、よりアポが取れる表現に改善していくことも、LinkedIn担当者の重要な役割です。
更新が必要なタイミング
- 承認率が想定値を下回り続けている
- 同じ文面で返信率が落ちてきた
- 特定の業種・役職でだけ反応が悪い
- 「営業っぽい」と返されるケースが増えた
- 新しい訴求軸を試したい
- 反応が良かった言い回しが見つかった
文面更新で意識すべきこと
文面更新の目的は、文面を綺麗にすることではありません。成果につながる表現へ改善することです。
- 第一文が長すぎないか
- 要件が分かりづらくなっていないか
- 売り込み感が強すぎないか
- 相手にとってのメリットが伝わっているか
- 業種別 / 役職別の出し分けはできているか
更新時の基本ルール
- ① 感覚だけで変えない — どこで反応が悪かったのかを整理してから更新
- ② 変更理由を明確にする — なぜその文言を変えるのか分からない状態での更新はNG
- ③ A/Bテスト前提で運用する — 全件一気に変えず、半分だけ変えて比較する
- ④ 良かった表現も必ず残す — 反応が良かった文面はテンプレに昇格させて共有
- ⑤ 更新して終わりにしない — 更新後の数値を必ず追って、改善されたかを検証する
共有・更新の進め方
- 1. 申請・送信中に違和感や頻出反応を把握する
- 2. どの箇所に問題があるか整理する
- 3. 修正案を考える
- 4. 作業終了報告またはMTGで共有する
- 5. 必要に応じて文面テンプレに反映する
- 6. 更新後の反応を再度確認する
気づく → 共有する → 更新する → 検証する
この流れを回すことが前提です。
この流れを回すことが前提です。